空の巣症候群とは言わせない

4○歳、語学学習再開プログラム。時々お酒。たまにパン作り。心の赴くままに。

対話と会話

言葉は心的態度の表れである。気持ちを乗せる船のようなもの。行き交う船をキャッチして自らも送り返す。対話とはそのようなもの。会話は整備が行き届いた船を送ること。あなたが不快にならないよう、あるいはあなたを受容してますよ、十分あなたの気持ちに配慮していますよ、という整備。言葉とは大切なものだ。

世界のどこかでは、ごく少数の民族が使用する特定の言語が、民族の減少とともに消え入っているという。なんともいえないわびしさ。それらは風土や習慣を礎としてその地域の人に連面と宿ってきた。言霊の昇天。