2022-01-01から1年間の記事一覧
地球上であったり、影像や書物の中であったり。はたまた人の心の中であったり。人はあらゆる場所に存在し得る。そして息づく。 10年前に他界した祖父に会いたいと最近とみに思う。もっと話しかけ、もっと対話して、記憶に残るような場面を沢山作っておけば良…
信じられない事が起きた。一夜明けても尚信じられない。夢を見ているかのような唐突の事件。どうやって国民は受け止めたらいいのか。理性が全く機能しないが如く私は混乱している。この事実を受け入れるということをどうしてもしたくないのだ。 献花台が設け…
知れば知るほど遠退く 真実を追いかける最中に 私が私を欺く よく知らないうちは、対象が自分の思い込みや理想等で成り立つ。が、客観的に対象を知ると、自分の描く像とはかけ離れていると分かる。そこに互いの距離が認識される。 より対象に迫り、より真実…
夫が老眼鏡を掛けたとき、うっすらと私の首にメダルが掛かった。不思議な感覚。青年が歳を重ねるにつれ老い衰えていく様を、すぐそばで日々見ているとそう顕著に変化は感じ取れないもの。長年連れ添ったその抽象的距離感を記すかの如き老眼鏡。ようやくここ…
手心を加える。 徒花に終わる。 最近知った単語です。こんな表現を日常会話にさらっと言える人素敵だな。