空の巣症候群とは言わせない

4○歳、語学学習再開プログラム。時々お酒。たまにパン作り。心の赴くままに。

忘却でも水に流すでもなく

蟠りは、無かったことにすれば良いのだ。

心の中を整理整頓しては筋道を立てて何かしらの納得を得ようとする。そんなに知的作業はほとほと骨が折れる。何かにつけて理由やら大義名分を欲しがり、それがないと前に進めないという有り様。どのみち正しい方向に進むなら、いっそ意図的に、その事が無かったことにすれば良い。

この世に善悪二元論はなく、全てはあらゆる要素が混ざりあった結果の事象。

時には、絡み合って縺れたまま、決してとくことが出来ない蟠りやら呪縛やらにとらわれて息すら出来ないこともあらあな。そんなもの要るかね、必要かね。苦しみしかないのは分かりきってること実際。

損も得もありゃしない。自由になりたきゃ記憶すら消してお仕舞い。

そこから先は能天気にスキップすれば。不思議と楽しくなってくる。方程式不要の掛けるゼロ。